
作品紹介
大阪は南河内のぶどう畑を舞台に、高校生たちの 甘酸っぱい青春を瑞々しいタッチで描いた青春ストーリー
映画『あしたになれば。』は、思春期特有の恋や友情、家族との問題に悩む6人の高校生のひと夏の経験を描いた、笑いあり涙ありの青春物語です。
物語の舞台になったのは、大阪市内から近鉄電車でわずか20分ほどの南河内地域。古墳や寺社仏閣で知られ、ブドウ畑やイチジク畑が広がる羽曳野市・藤井寺市・太子町の2市1町の全面的な協力のもと、撮影が行われました。
グルメコンテストを通じて繰り広げられる、ひと夏の青春ストーリーが誕生しました。
ストーリー
大阪府南東部に位置する南河内市。ぶどう畑に囲まれた自然豊かな郊外を舞台に、高校2年生の大介(小関裕太)は、夏の甲子園予選に負けたことが原因で野球部から足が遠のいてしまう。夏休み、暇を持て余す大介だったが、ひょんなことから友人の元(葉山奨之)や、健二(小川光樹)、昭吾(山形匠)、そして隣の女子高に通う美希(黒島結菜)と玉子(富山えり子)の6名で、地元の町おこしのためのグルメコンテストに出場することになる。
当初は美少女の美希が目当てで参加していた大介たちだったが、徐々に料理の奥深さに気づきはじめる。同時に、大介と元が抱く美希への思いも強くなっていく。そんな中、美希が突如練習に来なくなる。いったい美希が抱える悩みとは…。果たして、彼らは無事にコンテストを迎えることができるのか。そして大介、美希、元の三角関係の行方は――。
出演者
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松井大介小関裕太
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佐々木美希黒島結菜
1997年3月15日生まれ 沖縄県出身
『ベネッセコーポレーション進研ゼミ高校講座』(13~)のCMで注目を集め、CM『NTTドコモ』(13~)でお茶の間のハートを鷲掴みにした、今後ブレイク間違いなしとの呼び声高い注目の若手女優。映画『呪怨―終わりの始まりー』(14)やドラマ「アオイホノオ」(14) 、小関とともに絶賛放送中のドラマ「ごめんね青春!」(14)にも出演し、今後は来年公開予定の映画『at Home』、『ストロボ・エッジ』、『ストレイヤーズ・クロニクル』が控えるなど、女優として今後の出演も相次いで決まっている。 -
安田元葉山奨之
1995年12月19日生まれ 大阪府出身
2011年、テレビドラマ「鈴木先生」でデビュー。『ベネッセコーポレーション進研ゼミ高校講座』(13~)や『NTTドコモ LTE「想いをつなぐ」篇』(13)のCMで黒島結菜と共演し、話題に。最近の主な出演作品は、「なぞの転校生」(14)、『学校の怪談~呪いの言霊』(14)、『渇き。』(14)、『シャンティデイズ 365日、幸せな呼吸』(14)など。今後は山下敦弘監督の最新作『超能力研究部の3人』や主演映画など公開作を多数控える。2月公演『狂人なおもて往生をとぐ』で初舞台を踏む。NHK朝の連続テレビ小説「まれ」にヒロインの弟・一徹役で出演が決定している。 -
大野健二小川光樹
1998年5月21日生まれ 東京都出身
子役時代から多くのドラマ・CMに出演しており、放送中のCM「ファブリーズ 新家族篇」でお茶の間の人気者に。今後の活躍が期待される若手俳優の一人である。主な出演作に、映画『手のひらの幸せ』(10)、『地獄でなぜ悪い』(13)、ドラマ「さくら心中」(11)、「たべるダケ」(13)などがある。 -
見村昭吾山形匠
1996年6月26日生まれ 大阪府出身
ドラマ・CMなどを中心に精力的に活動している。最近ではドラマ「よろず占い処陰陽屋へようこそ」 (13)や「Nのために」(14)、映画『クローズ EXPLODE』(14)に出演するなど活躍の場を広げており、今後が期待される若手俳優である。 -
大島玉子富山えり子
福島県出身
舞台を中心に活躍している。代表作は「ハッピーエンドに続く、右脳と左脳」(13)、「きれいなお空を眺めていたのに」(13)など。またマメヒコピクチャーズによる映画『紫陽花とバタークリーム』(12)や『さよならとマシュマロを』(13)に出演し田口トモロヲらと共演。絶賛放送中のドラマ「ごめんね青春!」(14)にも出演している。 -
松井順子赤間麻里子
1970年8月26日生まれ 神奈川県出身
老舗俳優養成所の無名塾で約10年に渡り活躍後、同塾を退団。その後、多くのTVドラマに出演。2012年に原田眞人監督作『わが母の記』で映画デビュー。主演の役所広司の妻役を好演し、注目を浴びる。近年の作品には、映画『江ノ島プリズム』(13)、『RETURN ハードバージョン』(13)、三原光尋監督作『乙女のレシピ』(14)、『物置のピアノ』(14)などがある。 -
佐々木香織清水美沙
1970年9月25日生まれ 東京都出身
1987年映画『湘南爆走族』で芸能界デビュー。朝の連続TV小説「青春家族」(89)のヒロイン役に抜擢され、好評を博す。その後、映画『稲村ジェーン』(90)、『シコふんじゃった。』(91)、カンヌ国際映画祭パルム・ドール賞受賞作品『うなぎ』(97)では、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなど、実力派女優として活躍。主な出演作は、映画『カンゾー先生』(98)、『姑獲鳥の夏』(05)、ドラマ「BORDER」(14)、「匿名探偵」(14)などがある。今後は、映画『京太のおつかい』(14)、『ホテルコパン』(15)などの公開を控えている。 -
松井幸雄赤井英和
1959年8月17日生まれ 大阪府出身
元プロボクサー。12連続KO勝ちの日本記録を樹立するなど、「浪速のロッキー」の愛称で親しまれ活躍。引退後、映画『どついたるねん』(89)で俳優としての人気も博し、その後はテレビドラマ、映画、バラエティにCMとマルチに活躍する。主な代表映画作は『119』(94)、『ありがとう』(06)、『憑神』(07)など。
スタッフ
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監督三原光尋
1964年生まれ 京都府出身
大阪芸術大学芸術学部に在学中から映像制作をはじめ、地元関西を舞台に数々の作品を制作。1994年、大阪市が文化の発展に寄与した者に与える「咲くやこの花賞」受賞。主な代表作は、吹石一恵の名を一躍広めた『あしたはきっと…』(01)。上海国際映画祭で最優秀作品賞と男優賞(藤竜也)を受賞した『村の写真集』(04)。中谷美紀、藤竜也を起用し、料理を通して人と人との絆の大切さを謳った『しあわせのかおり』(08)などがある。
1995年6月8日生まれ 東京都出身
2003年に子役デビューし、「天才テレビくんMAX」(06~09)やミュージカル「テニスの王子様2ndシーズン」(11~12)などで人気を集める。最近では、『カルピスウォーター 「映画みたいな恋」篇』(14)で能年玲奈と共演し、ドラマ「ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~」(14)で高橋克実の息子役としてレギュラー出演するなど、更なる活躍が期待される若手俳優。現在は絶賛放送中のドラマ「ごめんね青春!」(14)や公開中の映画『ぶどうのなみだ』(14)に出演しており、今後は『空と海のあいだ』(15)の公開が控えている。